ムーさんの日記

ムーさんの日記

@muup_17のブログ。日記とか書いてるけど全然日記じゃない。

Walking on the Squareの魅力を書いてみた

 

 

皆さまお疲れ様です!

ムーです!

 

 

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これはミー👊💥

 

 

 

さて、今回は

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! M@STER SPARKLE2 09」(以下MS2 09)

に収録されている宮尾美也の4曲目のソロ曲

「Walking on the Squareについて語っていこうと思います。

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恐らくMS2シリーズの披露があるであろう

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 9thLIVE ChoruSp@rkle!!」(以下ミリ9th)が近くなってきました。

 

また、各種音楽サービスでのミリオンライブ!の

サブスクも解禁ということでこの楽曲に触れる機会も増えると思います。

オメデトー!

 

 

そして今回はせっかくの機会なので、

「Walking on the Squareの語りをしていこう

ということでブログを書いてみました。

 

 

このブログがキッカケで「Walking on the Squareに興味を持ったり、

よりこの曲のことが好きになった人がいれば幸いです。

 

 

※この記事は以前書いたふせったーのリメイクになります。

 

 

 

 

Walking on the Squareとは

 

Walking on the Squareは先述の通り、

MS2 09に収録された宮尾美也の4曲目のソロ曲になります。

(作詞:松井洋平 作曲・編曲:藤原彩豊)

 

 

オシャレで明るい曲調に美也の楽しそうで伸び伸びとした歌声が乗り、

今までの美也にはなかったようなアイドルソングとなっています。

 

 

Walking on the Square

Walking on the Square

  • provided courtesy of iTunes

Walking on the Squareを聴いたことがない人はまずはぜひ聴いてみてください。

 

 

歌詞に関してはまず、

将棋の駒の名前が歌詞の至る所に散りばめてあるのが特徴の楽曲です。

例えばわかりやすい所だとこんな感じ。

 

 

 

作詞の松井洋平さんも言及しています。

金木犀は「金」であり、「桂」でもあるということですね。

相変わらずムカつくことに言葉遊びが上手い。

 

 

しかし「将棋の駒の名前が散りばめられている」というのはあくまで言葉遊びのようなもので(面白いポイントではあるんですが)、

それがこの楽曲の真に「伝えたいこと」ではないと私は思います。

 

 

さて、この楽曲の伝えたいことを見るために、もう少し深堀りしていきましょう。

 

 

Walking on the Squareがどういう楽曲かということを簡単に説明すると

成長した美也「日常を楽しむ感性」「これまで見てきた世界を届けたい」という気持ちを、オシャレな曲調に落としこんだ楽曲』だと思っています。

 

 

では、美也がこのWalking on the Squareを歌うことには、

どのような意味や背景があるのでしょうか。

 

ここからは美也の

「日常を楽しむ感性」

「美也の成長」

「届けたいという気持ち」

にフォーカスして書いていこうと思います。

 

 

 

 

日常を楽しむ感性

 

まず美也は「歴史の教科書に載る」という夢に加えて、

「みんなを笑顔にできるようなアイドル」を目指しています。

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これに関してはメモリアルコミュ1という、美也とPの一番最初の出会いで既に語られています。

 

 

また「世界中の人を幸せにしたい」という思いもたびたび語っている子になります。

(例えばハッピ~ エフェクト!など)

 

 

しかし、美也の言う「みんなを笑顔に」「幸せ」とは一体どのようなものなのでしょうか。

 

「世界中を幸せにしたい」と言っても、

世界の争いや飢餓を無くそうとか、美也はそういう話をしたいのではないように思えます。

 

 

美也「幸せは日常の中にありふれている」という考えと、

それを感じ取る「感性」を持っていて、それを伝えようとしている子なのです。

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さて、

「身近な幸せを見つける感性」については、

過去の美也の楽曲や美也のコミュなどで

度々語られてきたものになります。

 

 

例えば雨の日。

皆さんは「雨」に対して

どう思うでしょうか。

 

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「髪や服や荷物が濡れて嫌だ」

 

「洗濯物が乾かない」

 

「ムシムシする」

 

「気分が落ち込む」

 

 

などなど、基本的に

雨に対してはあまり良い印象がない人が多いのではないでしょうか

 

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しかし美也は違う考えを持っています。

 

 

ここで、

ちゃぷちゃぷダンス 宮尾美也」の覚醒コミュとCleaskyのオファーコミュとSHSのコミュを見ていきましょう。

 

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まずこれは「ちゃぷちゃぷダンス 宮尾美也」の覚醒コミュの一部になります。

 

 

美也の髪質を考えると雨の日や湿気の多い日は相当苦労しそうなことが伺えます。

 

しかし美也は雨の日で髪の毛が乱れることを

「まるで天気予報」みたいだと捉えています。

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そしてこれはCleaskyのオファーコミュとSHSの覚醒pt MAX時のセリフになります。

 

これらでは

美也がカエルの合唱など、雨の日に楽しさを見出していることがわかります。

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美也は雨という普通の人は嫌がりそうな天気を、発想を変えて楽しむ感性を持っているのです。

 

 

このように

美也は「幸せは日常の中にありふれている」という考えと、それを感じ取る「感性」を持っている子なのです。

 

 

さて、Walking on the Squareの歌詞を見てみましょう。

 

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広場を歩いているときに偶然出会ったカフェでの出来事。

まさしく何気ない「日常」を切り取ったような歌詞になっています。

 

 

そしてWalking on the Squareの歌詞では、

ありふれた日常の中に「幸せ」「宝物」があることが描かれています。

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私だけの宝物を

 

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ハッピ〜 エフェクト!のメインコミュでも「宝物」という表現がありましたが、

美也が何気ない日々から美也だけの「宝物」を見つけている様子がわかります。

 

美也の見ている景色は、

まるで世界が歌っているかのようにキラキラしているのです。

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美也の成長

 

ここでは、美也の軌跡について書いていこうと思います。

 

 

まずは私のブログでよく語る話ですが、

マイペースユニットフェスの頃を見てみます。

 


この頃の美也には

自分の道を進むことに対する迷いや、周りに対する劣等感があったように感じます。

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例えばこれはフェス限の衣装コミュです。

 

サラッと言ってはいますが、

美也が他の2人と自分を比べてしまっている様子がわかります。

 

 

これに限らず他人と比べてしまったり、他人からの意見を気にし過ぎてしまったり。

 

 

それを感じること自体は悪い事だと一切思わない(というか17歳の女の子なので感じるのは当然)ですが、こういった感情を外にあまり出すこともなく、

自分の中だけで処理してしまいがちな所があります。

 

 

ここは明確に「美也の悪い所」であったと思っています。

他人に弱さを見せないことは「強さ」であるのかもしれませんが、

その「強さ」は「弱さ」でもあります

 


しかし初恋バタフライの衣装コミュで美也は

「他人に頼ること」を知りました。

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間違いなくこの初恋バタフライの衣装コミュが、美也にとってのターニングポイントであったと思っています。

 

 

それ以降の美也は、

真の意味で「自分の道」を歩むようになりました。

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今の美也は道に迷ってしまうことさえも、

それが自分の道であると肯定できているように思います。

 

弱さを知ることは、逆説的に強さでもあるわけです。

ハイキューでそんな感じのアレがあった気がします。あんま読んだことないけど。

 

 

これがミリシタ時空での美也の成長の軌跡」です。

 

 

 

ここでWalking on the Squareの歌詞を見ていきましょう。

 

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「自由気まま 縦横斜めに進んでいこう」

 


先述した通り、今の美也は寄り道をしたり時には道を間違ってしまうことも

「自分の道」だと思えているのです。

 


そうして出会った偶然を大切にして自分の道を進んでいく精神を持っているのが今の宮尾美也です。

 

ただ真っ直ぐ突き進むのではなく、

偶然の出会いを楽しみながら、

自由気ままに進む所に美也の余裕と成長を感じます。

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さて、ここで違う世界線の話も織り交ぜます。

こちらはグリマス最後の美也のカードである「こだわり談話」というカードです。

 

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そしてこのカードで美也は、

真っ直ぐ前だけ進む「香車」を「私みたい」と評しています。

 

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夢に向かって前だけを見て、ただひたすらに突き進む。

これがグリマスの美也の終着点と、

今までの美也だったと思います。

 

 

加えて美也の3曲目のソロ曲である

ふわりずむでは

前だけ見て進むと決めたから

という歌詞が出てきます。

 

このような

美也の前だけを見て突き進んでいく香車のような姿勢

に引かれて美也の担当になったり、好きになったりする人は多いように感じます。

 

 

しかし、今の美也は違う解答を出しています。

今の美也「縦横斜め」に自由気ままに自分の道を「一歩」ずつ歩んでいきます。

それはまるで王将のように。

 

 

自由気ままに縦横斜めに進んでいく。

これが「Walking on the Square」の曲名や楽曲のテーマで「Square(広場)」が使われている理由のひとつだと思います。。

自由気ままに進めるようになった今の美也が進んでいるのは自分の「道」ではなく、自分の「広場」なのかもしれないですね。

 

 

さて、
王将のように自由気ままに進めるようになった美也と、香車のように前だけ見て突き進む美也。

 

 

もしかしたら後者の方が好きという方はいるかもしれません。

 

 

 

 

後者(香車)だけに......w

 

 

 

 

香車の読み方は「こうしゃ」じゃなくて「きょうしゃ」ですよ?

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それはさておき。

私は、それでも真の意味で自分の歩みを見つけることができた今の美也と一緒に歩んで行きたいと思います。

 

それに、自由気ままに道を歩むようになったからと言っても、

彼女はゴールを忘れてなどいません。

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ミリシタというゲームも、宮尾美也も、

グリマスが歩んできた日数を超え、

気がつけば5年以上も歩んでいました。

 

グリマスや今までとは違う道を歩み始めた宮尾美也のことを、

Walking on the Squareを通して知って頂けたら嬉しいです。

 

 

 

「届ける」という気持ち

 

「届ける」という気持ち。

これも美也が大きく成長した部分になります。

 

 

先述の通り、フェスの頃には焦りや劣等感などを感じていて、それをあまり他人に見せようとしなかった美也

ある意味視野が狭かったとも言えると思います。

 

 

しかし今の美也は違います。

先程美也には「日常を楽しむ感性」があると書きましたが、今の美也はそれを

「届けよう」「伝えよう」としているのです。

 

 

話を深堀していきましょう。
まず、アイドルとは何か。

 

 

その答えは

何かを「与える」「届ける」ものだと思っています。

 

 

これはミリシタというゲームがMTS以降の展開においてずっと意識していたポイントになります。

 

 

そもそもMTSがどんなシリーズかと言うと、「全国に劇場を届ける」というものがコンセプトにあるシリーズになります。

事実、4周年の周年楽曲であるHarmony 4 Youも「届ける」という言葉がテーマとなっている楽曲です。

 

 

それでは

美也はどうなのでしょうか。

 

 

それではSHS宮尾美也の覚醒コミュを見てみましょう。

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これからわかるように、

美也は「みんなに笑顔でいて欲しい」という思いを持っていて、それを「届けよう」と思っています。

 

 

「みんなを笑顔にしたい」

「幸せを届けたい」という気持ちは、

メモリアルコミュやハッピ〜 エフェクト!のメインコミュでも語られている通り、

ずっと前から美也の心にあったものです。

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しかし、その道のりは簡単ではありませんでした。

時には道に迷ったときも、上手くいかないときもありました。

 

 

ですが、今の美也なら。

視野が広がり、大きく成長した今の美也なら、

「みんなを笑顔にしたい」

「幸せを届けたい」という思いを形として届けることができるようになったと考えています。

お天気予報のお仕事で、「天気を届ける」「その天気での楽しみ方を届ける」というのが最たる例だと思います。

 

 

今の美也は、アイドルなんです。

 

 

 

さて、Walking on the Squareの歌詞を見てみましょう。

 

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ここで言及したいのはこの歌詞。

 

届けたい曲があるの

日常の中で鳴り響く音楽。

そして、それを美也は「届けよう」としています。

 

美也が見てきた日常や劇場での日々の楽しさや美しさを

「届けたい!」という気持ちが今の美也にはあります。

 

 

Walking on the Square

美也がこれまで見てきた世界をみんなに届けたいと思う、

まさしく「アイドルソング」なのです。

 

 

 

 

まとめ

 

今回は

「美也の日常を楽しむ感性」「美也の成長」

「伝えるという気持ち」にフォーカスを当てて書いてみました。

 

 

どうだったでしょうか。

アイドル宮尾美也の軌跡を知って頂けたら嬉しい限りです。

 

 

もしWalking on the Squareを聴いて、

外に出かけてみようと思える。

日常を楽しんでみようと思える。

 

 


そう思って頂けたら、

きっと美也の願いは届いたんだと思います。

 

 

 

この曲を聴いて、

あなたの何気ない日常が、

この楽曲で彩られることを願っています。

 

 

 

 

小ネタ集

 

本筋に関わらない部分での歌詞などの小ネタ集です。

多分もっとある気がします。

 

・将棋の駒

→先述の通り。至る所に将棋の駒の名前や、それをもじったものが出てきます。

・一曲⇔一局

・「Wonderful show, gimme heart beat!」

→「show, gimme」で将棋、「heart beat」でハッピーとかけてますね。

・誰の歩みにだって重なったりしないようにね

→二歩

・「歩」の登場回数が9回

→将棋一組の歩の数は9つ

・「宝」の中に「玉」(深読み説も大)